日常に寄り添う餃子、
大切な人に食べてもらいたい
餃子作り
2003年より父、母、息子で始めた餃子作り。
これまで多くの皆様のご支援をいただきながら、
今年でひぃ坊家は創業21周年を迎えることができました。
ひぃ坊家(ヒーボーゲー)
について
鹿児島川辺生まれの、餃子工房です
ひぃ坊家を語り尽くすには、多くの時間が必要です。いくつものご縁、いくつもの巡り合わせに恵まれながら、わたしたちひぃ坊家は少しずつ歩みを重ねてきました。
バブルがはじけ、職を失い、身を切るようにして始めた未経験の食品事業でした。
当初、さつま揚げ製造や食品卸販売などの新事業を手探りで模索していた中で、母さんの「餃子なら、みんな食べるからいいんじゃない?」という一言から始まったのが、わたしたちの餃子作りです。
初めて作った餃子を道の駅で販売したところ、1ヵ月間で売れたのは、1パック。月の売上が480円というところからのスタートでした。
資金ゼロ。経験ゼロ。わたしたちの餃子作りは、困難が波のように押し寄せてきました。
しかしながら、今日まで家族が一丸となって、ときに喧嘩までしながら築き上げてきた「ひぃ坊家」というポリシーは、今のわたしたちの礎となり、財産にもなっています。
夜明けとともに、家族とともに
ひぃ坊家は2019年に法人化し、社名を「ドーン・ワークス」と名付けました。「ドーン」は朝の最初の光を意味します。
夜が明ける前から仕事にとりかかり、餃子に包みあげてきたのはおそらく具材だけではありません。それは目に見えない何かです。
どんなに厳しい状況でも、いつも家族がそばにいてくれたこと。その感謝を、1個18gの餃子に込めています。
そして、日常に寄り添う餃子を、お届けしたいと思っています。
それは、わたしたち自身が、自分の子どもたちや家族、大切な友人に、心から食べてもらいたいと思える餃子です。
わが家「ひぃ坊家(ヒーボーゲー)」
「読み方が難しい店名」と感じられる方も多いのではないでしょうか。
ひぃ坊家とは、代表 宇都博典の愛称「ひぃ坊」の「家」を意味し、家を「ゲー」と発音する鹿児島弁と組み合わせて「ヒーボーゲー」と読みます。
小さな工房ひとつ。家族、スタッフとともに、楽しく餃子を作っています。
鹿児島県川辺町に、ぜひおいでください。
ひぃ坊家作り手のご紹介
家族を想う、
家族で作る餃子です
わたしたちの餃子を手にとってくださったお客様、そしてこれまでひぃ坊家を支えていただいた多くの皆様に、心から感謝を申し上げます。2003年に、家族3人でスタートした餃子作りです。
以来、「家族を想う」という姿勢で20年間試行錯誤を続けてきました。進化すること。そして、手間を惜しまないこと。
日本全国の食卓に温かい味わいをお届けできるよう、今日も丹念に餃子を包みます。
代表取締役 宇都博典
ごまかさない。
すべての要素が
"ムード"になる
誰も見ていない部分。そこに無駄と手間を注ぐのがひぃ坊家の餃子です。芯にあるのは、「嘘をつかない」こと。
水や原料、想い、店作りにいたるまで、すべての要素は"ムード"になって表れてくると思っています。
だから、ごまかさない。
正直であり続けることを大切にしたい気持ちです。
常務取締役 宇都タカシ
ひぃ坊家の歩み
2003年 (平成15年) | 「ひぃ坊家」を創業。現住所の平山に移転、餃子の定食屋を開始。冷凍餃子の販売を開始。 |
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2004年 (平成16年) | 商品「かごしま黒豚餃子」の製造を開始し、道の駅「川辺やすらぎの郷」などで販売。東京、京王百貨店開催の催事にて初出店。 |
2008年 (平成20年) | 東京、紀ノ国屋への卸販売を開始。 |
2009年 (平成21年) | クイーンズ伊勢丹への卸販売を開始。 |
2010年 (平成22年) | インターネット販売を開始。 |
2021年 (令和3年) | 自動販売機販売を開始。冷凍餃子では日本初。 |
2022年 (令和4年) | ひぃ坊家創業20周年。 |
ひぃ坊家のふるさと
「南九州市川辺町」
鹿児島県南部に位置する川辺町は、人口約1万人の町です。美しい山々が町をとり囲み、環境省選定の名水百選にも選ばれる「清水の湧水」など、豊かな湧水に恵まれています。
日本有数の仏壇の産地としても知られ、川辺仏壇は伝統工芸品に指定されています。山間には、「清水磨崖仏群」という史跡があり、仏教との歴史的繋がりが残る町です。
南九州市は、生産量日本一を誇る茶をはじめ、さつまいも、大根などの農業や、養豚、肉用牛などの畜産が盛んです。
町をあげて開催される、230余年の歴史を誇る「川辺二日市」は、毎年2月の第1土曜、日曜の2日間で開催される県内きっての買い物市です。1.3kmの商店街に約400の露店が並び、多くの観光客で賑わいます。